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給与明細をもらったら
給与明細は残酷です。
見れば見るほど社会保険や税金で引かれる金額の大きさにため息がでます。
残酷な現実を乗り越えて、支給額に間違いがないかのチェックはとても大事です。
給与計算をしているシステムやチェックしている人間もエラーすることがありますので、給与明細をもらったら自分でも一度チェックしたほうがいいです。
わたしは以前に給与計算関係の部署にいたことがあります。
数千人ほどの給与はシステムで計算されチェックしますが、そもそも入力したデータが誤っていたり、チェック漏れで月に1人誤りがあるかどうかでした。
なので100%給与の金額が正しいとは思わないほうが良いです。
紙の給与明細
わたしが新卒で入社した会社は、当初給与明細を紙で配布していました。
1枚だけですが毎月+ボーナスの分で毎年14枚ずつたまっていきます。
数年で結構な枚数になりました。
けれどなんだか捨てられない。
「入社1年目はこれだけだったのか」「このときは残業頑張ったから残業代たくさんもらえていつもより多いぞ!」なんて見返すこともないのにです。
それよりも給与が入ったから欲しかったあれを買おうかしか考えません。
毎日忙しいから、基本的に過去を振り返っているヒマなんてない。
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給与明細はチェックしたら廃棄するくらいでちょうどいいです。
「金額のミスに後で気づくかも」と心配な人は、2年分だけ保管すればいいです。
請求の期限が2年だからです(労働基準法115条)。
データの給与明細
今は電子化されて紙の給与明細を保管する必要も少なくなっていると思います。
でもPDFでダウンロードして保存したままになっていませんか。
保管場所はとりませんが、いらないデータ(過去の給与明細のデータ)が増えると保存場所が雑多になり、必要なデータへのアクセスに時間がかかるようになるかもしれません。
「今」必要かどうか
過去の給与明細が紙であれデータであれ、保存することで廃棄することを先延ばしにしています。
「今」どうするか決めると、「今」を基準に考えて「今」を大切にしていると実感できます。
捨てられない、捨てられないと、全てを残していたときは、どちらかというと今の暮らしよりも通り過ぎた時間に思いを馳せていたように思います。
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過去の給与明細を手に取り、それは「今」本当に必要か考えてみました。
わたしの「今」には必要ないので、過去の給与明細は手放そうと思います。