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コートを選ぶ基準
豪雪地帯に住んでおりますので、冬のコートは命綱です。
雪や雨でコートがちょっと濡れたら染みてしまう。びちょびちょになって死にます。
通気性がよく、コートが風を通す。体が冷えて死にます。
コートを着ると動きにくい。雪かきができず、雪に埋もれて死にます。
冬のコートを選ぶ基準。
機動性が良く、通気性は良いが風を通さない、水を弾く。
この機能が揃っていないといけません。雪かきは重労働で汗もかきますし、雪の中の作業ですので濡れやすいです。動きにくいのは論外です。
そのためコート選びは慎重に慎重を期します。
上記の条件をクリアできる、かつオシャレなもの!なおかつお手頃な値段、と理想はどんどん膨らみます。
あっちのお店は高すぎる、こっちのお店はオシャレだけど濡れやすい、と何度もお店の間をウロウロ。
そんななかでなんとなく入ったセールをしていたお店。そこで見つけたのが今のコートです。
「原因分析」をしてみる
ですが、お値段は大幅に予算オーバー。
捨てるにしろ買うにしろ、なぜその物に惹かれたのか、「なんとなく」で済ませず、原因分析もセットにしよう。
(「手ぶらで生きる。」ミニマリストしぶ)
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よくよくこのコートの魅力を考えてみます。
・水をよく弾き、内側の通気性もよく、もちろん動きやすい。
・丈はおしりを覆うくらいあり、あたたかくて良い。
・デザインもかっこいい。
・丈夫な生地なので数年着れると店員さんのお墨付き。
・雪かきにも充分な性能があり、通勤にもお出かけにも着ていけるデザイン。
原因分析の結果、これだけ条件に合うコートは他にないと購入を決意しました。
素敵なコートを手に入れ、意気揚々といろんなところへ着ていきました。職場、おしゃれなお店、友人と会うときにも。
お気に入りのコートを手に入れて毎日ルンルンごきげんに過ごしておりました。
あの日までは。
いきなりの損傷
なんと購入後間もなく損傷!
ストーブの近くにいた際に焦がしました。
高温で溶けて穴が空いてしまっています。
コートの下地は白で、コートはネイビーなので、穴が目立ってしかたありません。
お店に相談してもクリーニング店に相談しても、直せそうにありません。
直すことができても相当お金がかかるとのこと。
すでにコート購入時に予算を使い切っているので、打つ手なし。
あの時ストーブに近づきすぎなければと後悔の念に堪えません。
救世主あらわる
せっかく奮発して買ったコートと早くもさよならしないといけないのかと諦めていたとき。
見つけたのが100均のワッペン!小さい子のお洋服につける、あのワッペンです。
ちょっとおしゃれなデザインの、色味のあうワッペンが奇跡的にあったのです。
幸いにも焦がした箇所は10センチほどと小さく、裾のほうでしたのでワッペンで隠せます
恐る恐るワッペンを縫い付けると、焦げたのがわからなくなりました。
もともとのデザインのようにも見える(と思いたい)。
逆におしゃれになったかも(と思いたい)。
これからも一緒に冬を過ごしたいと思います。もちろん焦がさずに!